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私とあしもみ③ 


余命宣告をされ、
抗がん剤治療をしていましたが辞める決意をし、
母はローラーを毎日していました。

毎日のように通ってくれた妹と産まれたばかりの紋人、
愛犬のこころ、
私の子供達の成長。

消えかけた命が、
力を取り戻し生きようとしているのを感じていました。

しかし、
9月に入り、
「もうあかんから、病院入るわ」と言う母。

妹が在宅治療を勧めてくれ、実家に戻り、一緒に暮らしてくれる事になりました。

日々出来ない事が増え、
転移した癌の痛みに苦しみ、横になり寝ることも苦痛な母に、
介護の仕事に携わっていた妹は、
母が楽になるようにと色々試してくれ、
ありがたかった。


朝実家に行くと、
妹が足湯をしてくれてたので、あしもみをした。

力はほとんど入れず、
優しく優しく。

そのまま数時間寝てくれ、
起きて私が作った寒天ゼリーを食べ、
私が帰る時、
笑顔で「令子、ありがとう!」と手を振り言ってくれた。

在宅治療になり、
会話もほとんどしていない状態だった事もあり、
母の言葉、
手を振る姿に涙が溢れた。

モルヒネでも抑えられなかった痛みが、
あしもみをする事で数時間でも抑えられた事実が、
『あしもみを必要な人へと届けよう』という決意に繋がった。


数日後、
看護の為に初めて泊まりに行った日の夜、
足を両手で包みこむように触れた。

母の思いが伝わってきて、
涙が止まらなかった。

母は目を覚ます事は無く、
夕方に息をひきとった。

長期になるかもしれない在宅治療への不安に襲われていたが、
できることをやりきろうと、腹をくくり、
覚悟をした翌日だった。

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ははのて

Author:ははのて
台湾式リフレクソロジー(若石)
黄土薬草蒸し
昔ながらの暮らしを取り入れ 日々を過ごしたい。

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